WRX S4にロードバイクを積みたい、でも「セダンって積みにくいのでは?」と不安になりますよね。結論から言うと、工夫すれば積めます。ただし雑に積むと内装やフレームに傷が入りやすいので、寸法の見立てと固定・養生が重要です。この記事では、WRX S4の特徴から荷室の広さ、そして実際に積むための手順まで徹底的に解説します。
WRX S4ってどんな車?特徴を徹底解説
WRX S4は、スバルのスポーツセダンの象徴ともいえる存在です。水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを核に、ターボの加速と高いスタビリティを両立しているのが魅力です。ワインディングはもちろん、天候が不安定な日でも安心感が強く、「走りに行く」こと自体が目的になる車だと感じます。
WRX S4が愛される理由は、ただ速いだけではなく、自分で操る間隔が優れているところにあります。ステアリングの応答、ボディの剛性感、ブレーキの踏み応えなど、機械的な一体感がしっかり残っています。ロードバイクでいうなら、軽さだけでなく剛性バランスが良いフレームに乗ったときの気持ちよさに近いです。
一方で、ボディ形状はあくまで4ドアセダンです。SUVやワゴンのように開口部が大きいわけではないため、積載はどう積むかで快適度が大きく変わってきます。
サイクルキャリアについては以下の記事でも解説しています。
WRX S4の荷室寸法とロードバイク積載の可否を解説

まず現実的な話として、S4のトランクはセダンとしては広めですが、開口部はワゴンほど大きくありません。目安としてトランク容量は約460L前後で、日常用途なら十分です。ただしロードバイクは「容積」よりも、全長と開口の形状が効いてきます。
ロードバイク側の寸法感も押さえておきましょう。一般的な700Cロードの場合、
- 全長:おおむね1,650〜1,750mm(サイズにより変動)
- ハンドル幅:380〜440mm程度
- ホイール外径:約670mm前後
このため、車内に入れるなら「長さをどう逃がすか」がポイントになります。セダンだと、トランク単体で完結させるより、後席可倒(トランクスルー)を使って“斜めに通す”発想が近道です。
結論としては、前輪を外せば積載できるケースが多いです(フレームサイズやハンドル幅、シート高によって難易度は上下します)。逆に、前後輪を付けたままはかなり厳しめです。安全・確実にやるなら、以下を基準に考えると失敗しにくいです。
積めるか判断するチェックポイント
- 後席が倒せる(またはトランクスルーが使える)
- 前輪を外した状態で、フレームを斜めに入れる余裕がある
- ハンドル・STIレバー周りが内装に干渉しないよう逃がせる
- ホイールを別置きできる(車内で重ねない)
傷防止と固定が要点:前輪外し・養生・積載の手順
積載で一番大事なのは、傷防止(養生)と固定です。WRX STIの内装はスポーツモデルらしく質感が高い反面、樹脂・トリム類は擦れると白化しやすいことがあります。ロードバイク側も同じで、カーボンフレームは塗装が繊細ですし、チェーンやスプロケットが思わぬ場所を汚します。最初にしっかり対策をしておきましょう。
用意しておくと安心なもの
- 養生用の毛布 or 厚手タオル(2〜3枚あると理想)
- ホイールバッグ(なければ大きめの袋+タオルでも可)
- 結束用ストラップ(ラチェットよりカムバックル推奨)
- チェーンカバー(なければ布+輪ゴム等で応急)
- フォーク固定用のエンド金具(あれば安定が段違い)
積載手順は、基本的に「汚れるものを先に処理→尖った部分を守る→動かないよう固定」です。前輪を外すときは、ディスクブレーキ車ならパッドスペーサーを入れておくと安心です(レバーを握ってピストンが出る事故防止)。リムブレーキ車ならクイックを緩めるだけで済むことが多く、作業はスムーズです。
ロードバイクを積載する際の便利グッズは以下のページでも紹介しています。
実践:おすすめの積み方(前輪外し)
・トランク・後席側を養生(毛布を敷き、角になる部分にタオルを追加)
・前輪を外す(ディスクはパッドスペーサー、スルーアクスルは紛失注意)
・チェーン側をカバー(チェーンステー周りに布を巻いて汚れ移り防止)
・フレームを斜めに挿入し、ヘッド周り〜ハンドルが内装に当たりやすいので、タオルで当て布をする
・外した前輪はホイールバッグへ(なければ袋+タオルでブレーキ面保護)
・ストラップで固定(トランク内で“前後左右に揺れない”ことを確認)
固定の目安は、揺すって「ゴトゴト動く」状態をゼロにすることです。特にWRX STIは加速・減速が鋭いので、積載物が動くと内装だけでなく自転車にもダメージが出やすいです。最後に、トランクを閉める前にシフター・ブレーキレバーの先端やリアディレイラーなど突起物が何かに当たっていないか、必ず目視で確認してください。
WRX S4はセダンなので、ロードバイク積載は前輪外し+養生+固定の三点セットでスマートに決まります。寸法的にはトランク容量だけで判断せず、後席可倒を活かして“斜めに通す”のがコツです。一度、自分のバイクと車で最適な向き・固定位置を作ってしまえば、次からは驚くほどスムーズになります。もし車内積みがストレスなら、ルーフキャリアやヒッチキャリアという選択肢も含めて、あなたの運用に合う方法を選んでください。





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